2018年9月4日火曜日

おとも映画記録- 「ラスト5イヤーズ」「ララランド」

連続でみた2本が、たまたまストーリーのソックリな歌う切ないラブストーリーだったという。
あんだけ話題になっていたララランドですが、コレが初めての視聴です。

ラスト5イヤーズは、出会いから結婚、別れまでを、女性が別れから順に、男性は出会いから順に回想するという面白い構成のおはなし。
ミュージカルなんだけど、ここぞというシーンで歌って踊ってという感じではなく、セリフのほとんどが歌で、踊りはあんま無し。
冒頭は女性(キャシー)が誰もいない部屋で別れを悲しみながら歌い上げたと思ったらシーンが変わり、男性(ジェイミー)が付き合いたてのウキウキな浮かれ具合を歌い、次はキャシーがすれ違う二人の様子を歌い…といった感じにお話はすすむ。
途中、結婚式のシーンでふたりの記憶がクロスして、以後はキャシーが出会いに遡りながら幸せな歌を歌い、ジェイミーは別れに向けて怒りや葛藤を歌う。
最後はキャシーの幸せな記憶と、ジェイミーの苦い別れの記憶が同時に描かれて、キャシーは笑顔でまた明日ね、の「さよなら」、ジェイミーは離別の「さよなら」を一緒に歌う。この終わり方はドラマティックだったなぁ…。

ジェイミーが小説家として売れて、キャシーそっちのけで成功者ライフを満喫する一方、舞台女優志望のキャシーはなかなかうまくいかず、次第にすれちがってゆく…という夢をもつ二人系のストーリーにツキモノの展開。「はじまりのうた」もこんなかんじだったね。

ララランドもストーリーの系統は同じ。
夢をもつ二人が、片方の成功でヤキモキし、すれちがい…といった。
最初は男性(セバスチャン)の成功に女性(ミア)が困惑して、その後はミアがもっともっと大規模な大成功をして、結局は別れてしまう。
いつのまにか5年後に舞台は移り、いつのまにか別の男性とすっかり幸せな家庭を築いていたミアが、ジャズバーでそれなりに夢を叶えていた元彼セバスチャンに出くわし、思わずあのまま二人別れずにいたら…という妄想のifストーリーを繰り広げる。最後にちょっと微笑むセバスチャンが切ない。
ジャケとメインテーマのハッピー感から、ワクワクなミュージカルだと思っていたからこの展開と、終わり方はビックリした。

おとも映画は比較的音楽&ダンス映画が多め。だっておもしろいんだもん。

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東京都, Japan
26歳♀下町生まれ下町育ちのクリエイター。
水辺ときれいな色とアロマと旅行と中国茶/台湾茶が大好きで、暗いところと重いものと辛いものが苦手な水属性です。
好きな香りは白檀。PacificaのSANDALWOODを愛用。

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