連続でみた2本が、たまたまストーリーのソックリな歌う切ないラブストーリーだったという。
あんだけ話題になっていたララランドですが、コレが初めての視聴です。
ラスト5イヤーズは、出会いから結婚、別れまでを、女性が別れから順に、男性は出会いから順に回想するという面白い構成のおはなし。
ミュージカルなんだけど、ここぞというシーンで歌って踊ってという感じではなく、セリフのほとんどが歌で、踊りはあんま無し。
冒頭は女性(キャシー)が誰もいない部屋で別れを悲しみながら歌い上げたと思ったらシーンが変わり、男性(ジェイミー)が付き合いたてのウキウキな浮かれ具合を歌い、次はキャシーがすれ違う二人の様子を歌い…といった感じにお話はすすむ。
途中、結婚式のシーンでふたりの記憶がクロスして、以後はキャシーが出会いに遡りながら幸せな歌を歌い、ジェイミーは別れに向けて怒りや葛藤を歌う。
最後はキャシーの幸せな記憶と、ジェイミーの苦い別れの記憶が同時に描かれて、キャシーは笑顔でまた明日ね、の「さよなら」、ジェイミーは離別の「さよなら」を一緒に歌う。この終わり方はドラマティックだったなぁ…。
ジェイミーが小説家として売れて、キャシーそっちのけで成功者ライフを満喫する一方、舞台女優志望のキャシーはなかなかうまくいかず、次第にすれちがってゆく…という夢をもつ二人系のストーリーにツキモノの展開。「はじまりのうた」もこんなかんじだったね。
ララランドもストーリーの系統は同じ。
夢をもつ二人が、片方の成功でヤキモキし、すれちがい…といった。
最初は男性(セバスチャン)の成功に女性(ミア)が困惑して、その後はミアがもっともっと大規模な大成功をして、結局は別れてしまう。
いつのまにか5年後に舞台は移り、いつのまにか別の男性とすっかり幸せな家庭を築いていたミアが、ジャズバーでそれなりに夢を叶えていた元彼セバスチャンに出くわし、思わずあのまま二人別れずにいたら…という妄想のifストーリーを繰り広げる。最後にちょっと微笑むセバスチャンが切ない。
ジャケとメインテーマのハッピー感から、ワクワクなミュージカルだと思っていたからこの展開と、終わり方はビックリした。
おとも映画は比較的音楽&ダンス映画が多め。だっておもしろいんだもん。
ジャケとメインテーマのハッピー感から、ワクワクなミュージカルだと思っていたからこの展開と、終わり方はビックリした。
おとも映画は比較的音楽&ダンス映画が多め。だっておもしろいんだもん。