さんざん苦しんだ右下の親知らず1本がやっと治り、いよいよ残り3本をいっぺんに抜く合宿(入院)がやってきました。
3泊4日のそれなりに大掛かりな入院。
1日目:点滴準備
2日目:点滴、手術
3日目:療養
4日目:退院
という感じ。
1日目の朝に抗原検査を受けて(鼻に棒つっこまれるのマジ痛い)、結果待ちの間、ラスト贅沢めし!ということで病院そばの大戸屋でチキンカツ定食を満喫する。
無事陰性をゲットし入所。
その日の夕食を最後に絶食。2日目のお昼まで飲水だけOK。
すーーーごく空腹でつらいけど、点滴で栄養は補給できているから、低血糖フラフラとかカルシウム不足でイライラとかそういうのは無かった。
2日目の午後、手術です。
むかーし目の手術をしたときは、朝イチ手術+眠り薬のコンボで、なーんも記憶のない状態で終了していたんだけど、今回は手術室まで歩いていって、手術台に寝そべるまでは自力で行う。こっわ〜〜〜!!
手やら足やらにいろいろ巻かれて、眠くなる点滴いれますよ〜って言われて腕をさすられたあたりから、フッと意識がなくなってゆく。
だいたい3秒くらいかな。
で、恐ろしかったのが、そのギリギリ意識のある3秒の間に先に呼吸が止まってしまい、苦しいマジ死ぬって思いながらの寝落ち。こわかった・・・。
きこえますかー?って言われて眠りから覚め、口にワセリンを塗られたりいろいろをされている状態で意識をとりもどす。
呼吸用のチューブを抜かれた直後で喉にダメージを食らっていたので、このときも息が苦しい。
酸素マスクから一生懸命呼吸をして、どうにか息苦しさから脱して、止血用のガーゼを噛んだりしているうちに、隣に到着していた病室のマイベッドにずりずり移動して、部屋まで運ばれてゆきます。
手術後3時間は酸素マスクをつけ、寝たきり。
しばらくの間は看護師さんがそばについて、血圧やらいろいろを測ったり、止血ガーゼをとりかえたりといろいろお世話してもらう。怪我や病気の手術じゃないのに、申し訳ないねぇ・・・。
手術が終わったのがだいたい17時で、20時くらいに酸素マスクを外す。
胸元に貼り付いてる心電図のいろいろや、指に装着した酸素メーターは一晩そのまま。
その日は痛みも腫れもそんなにひどくなく、念の為もらったロキソニンを飲んだけどほぼなんともない状態で就寝できました。
翌朝、全然寝れない!!なぜか2〜3時間で起きてしまう。寝れなすぎて17巻で挫折した呪術廻戦の続きを読む。
寝たり起きたりを繰り返して朝6時。入院中はなんだかんだずっと6時くらいに起きてしまっていたな。
そして!朝食!36時間ぶりの食べ物!!!
キザミ食と書いてある。オムレツや煮物が液体状になっているのに、食べるとちゃんとオムレツや煮物の味がする。ふしぎ。
それとおかゆ♡ 歯が悪くない時でもおかゆ食べちゃうくらいおかゆ好き。雑炊ではなくおかゆね。米がやわらか〜いの。もちろん完食!!
入院3日目の手術翌日は、点滴をいろいろ取り替えたり、診察に呼ばれたり、持ち込んだパソコンで仕事をしたり、タブレットでhuluを見たり、だらだらと過ごしていました。じわじわと顔が腫れてゆき、痛み止めに頼りたくなるほどの痛みも出てくる。痛みのピークは直後より3日後っていうもんね。特に焦りもせずに、おとなしくイソジンうがいなどをしてやりすごす。
入院前日の夜お風呂に入ったきり、清拭だけで過ごしてきたのに限界を感じ、洗髪台を貸してもらい自分で頭を洗う。きもち〜!身体のほうは、食事の時についてくるデッカイおしぼりを薄めたハンドソープで濡らし全身をくまなく拭きまくることでどうにか風呂ナシでもなんとか。点滴があるからシャワーも入れん。
4日目、この日もやたらと早起きをして8時半の朝食までうがいをしたり荷物をまとめたり、退院の準備をしながら過ごす。朝食前に最後の抗生剤点滴を入れて、朝ごはんを食べて、事務員さんが退院を呼びに来るまで寝て待つ(温泉旅行などでも早起きして風呂食事身支度をすませたあとチェックアウトまで二度寝をしたりして過ごすタイプ)。
家に帰ります!
長いようで短かった3泊4日。
ほとんど動かず、食事も丸一日は点滴だのみ、おまけに入院しているうちに常夏が来ていてすっかりバテバテ。
仕事やバレエでリハビリをしているところ。
今回は口が開かないとか、おっそろしい程の頬のデカあざも、歯肉弁が伸びてモノが噛めないなども無いので、すんなり1週間で抜糸予定。腫れが引いたら人生初の親知らずなしライフ♡♡♡