平昌五輪：女子フリー

金銀はロシア固定、銅がどうなる？（シャレではない）といった具合でショートから1日空けてのフリー。

ソツコワ、デールマン、アメリカ勢がまさかのショートで出遅れて、銅争いは日本ふたりvsオズモンドvsコストナー。ふたりが銅争いに食い込めてるだけでもう素晴らしいこと。

フリーでソツコワは挽回！ダビンも良かった。鮮やかな青い衣装が綺麗〜。
アメリカ3人はフリーもあまり全力出し切れず。テネルは良かったな。未来ちゃんは団体戦で出し切れたので満足そう。足いたいのか、負担かかるんだな−、トリプルアクセルって。
デールマンがまさかの大遭難をしてしまう…。団体戦ではキレッキレだったのに…。

最終です。
最終Gはもはやプレッシャーにどうこうされるような次元ではない女戦士たちのハイレベルな戦い。
さとこちゃん渾身の蝶々夫人、どんどん良くなっていってさとこちゃんイチのビッグなガッツポーズ出た−！八木沼さんの解説もどんどん熱がこもり声がデッカイｗ
同じく日本からの坂本ちゃんも、勢いに乗ってそのままキレのよいノーミス。シーズンあたまにDOIで見たアメリは、なんてクセのすごいプログラムだ…五輪シーズンなのに冒険するなぁ、と思っていたのにここまで完成度高めてくるなんて。
フリーで崩れることの多いオズモンドとコストナーもしっかりまとめる。いいときのオズモンドはやっぱり迫力あるなぁ、ビジュアルも美しいし。ムキムキスワン。
ロシアのおふたり、アンナカレーニナの映画は超イマイチだったけど曲はほんと素敵。どんどんジャンプが不安定になっていきながらも目に見えるミスはしないのがメドのすごいところ。
ザギトワのフリーはハラハラせず見れる超安定プロ。が、最初のコンビネーションがつけられないという珍しいミス…それを後半のさらに後半で冷静にキメてくる技術力にアッパレ！こりゃあ誰も敵わないわ！納得の金メダルおめでと〜〜〜！

というわけで金メダルは文句なしの高難度構成で攻めたザギトワ。去年だか一昨年のジュニアの大会で真凜ちゃん紀平ちゃんに負けてからビックリするほど強くなった。センセーショナルさが売りのエテリ組にしては辛気臭くない明るい曲なのもイイ。

いや〜〜〜〜なんってレベルの高い戦いだったんだ。

日本女子ふたり！！過去イチの出来をこの大舞台で出せる強さ！男子と比べて女子は2枠だしロシアもカナダも超強いし…とうしろむきだった団体戦後のモンモンをぶっ飛ばす素晴らしいコンビだった。あの選手が出てたらとか、あの時の演技ができてれば、みたいなタラレバの一切無い、まじで、最高の、最高のオリンピックを見せてくれて本当にありがとうございます。という気持ち。